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季刊考古学別冊23号 アジアの戦争遺跡と活用

季刊考古学別冊23号 アジアの戦争遺跡と活用

書名 : 季刊考古学別冊23号 アジアの戦争遺跡と活用
編著者 : 菊池 実 菊池誠一
価格 : 2,860 円
初版年月日 : 2015/08/07
ISBNコード : 9784639023722
シリーズ名 : 季刊考古学 別冊
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

26cm/B5判並製・150頁

内容紹介

次世代に戦争体験をどのように伝えていくのか。そのひとつの方向性として、戦争にかかわる遺跡や遺物への社会的関心が高まっている。また、日本がかかわった戦争は、近隣のアジア諸地域に及んでいる。本特集では、日本を含むアジア諸地域における戦争遺跡の調査と保存・活用の現状を伝え、戦後70周年の節目に改めて戦争遺跡の保存と活用について考える。

著者紹介

菊池 実【きくち みのる】
中国・ハルビン師範大学専任講師。公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団勤務を経て、現職。藤森栄一賞受賞。文化財保存全国協議会常任委員,戦争遺跡保存全国ネットワーク運営委員,空襲・戦災を記録する会全国連絡会議全国幹事,ぐんま教育文化フォーラム共同研究員。

菊池誠一【きくち せいいち】
昭和女子大学・大学院教授。ハノイ国家大学学術功労賞受賞。東南アジア考古学会会長、日本遺跡学会副会長。

目次

総論 アジアの戦争遺跡調査と保存の現状(菊池 実・菊池誠一)
第Ⅰ章 日本の戦争遺跡とその活用
茨城県内の戦争遺跡調査とその活用(伊藤純郎)/調布飛行場周辺の戦争遺跡の保存と活用(金井安子)/陸軍登戸研究所の調査とその活用(山田 朗)/愛知県の戦争遺跡調査―本土決戦陣地調査の新たな展開―(伊藤厚史)/京都の戦争遺跡調査とその活用(帖地真穂・木立雅朗)/四国地方の戦争遺跡調査とその活用(出原恵三)/鹿児島 本土最南端の戦跡群―知覧飛行場跡の三角兵舎跡・掩体壕跡の調査とその活用―(上田 耕)/沖縄県の戦争遺跡調査とその課題―沖縄県戦争遺跡詳細分布調査以降の動向から読み解く―(山本正昭)/慰霊の考古学(時枝 務)
第Ⅱ章 東アジア・太平洋諸島の戦争遺跡とその活用
中国に残る日本の戦争遺跡とその活用(歩  平)/韓国に残る日本の戦争遺跡とその活用(辛 珠 柏)/台湾の戦争遺跡の現状とその活用(趙 金 勇)/太平洋諸島に残る戦争遺跡とその活用―遺骨収集問題について―(楢崎修一郎)
第Ⅲ章 東南アジアの戦争遺跡とその活用
日本・フランス共同支配下におけるベトナム(Vo Minh Vu)/ベトナムの戦争遺跡とその活用(菊池(阿部)百里子)/カンボジアの戦争遺跡とその活用(丸井雅子)/インドネシアの戦争遺跡とその活用(坂井 隆)/フィリピンの戦争遺跡とその活用(田中和彦)
【コラム】室 蘭(工藤洋三)/旧陸軍山田野演習場(稲垣森太)/松代大本営地下壕群(幅 国洋)/周 南(工藤洋三)/北山の陣地壕跡群(瀬戸哲也)/留魂壕(新垣 力)/コレヒドール島(深山絵実梨)/泰緬鉄道(坂井 隆)

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