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季刊考古学136号 西日本の「天智紀」山城

季刊考古学136号 西日本の「天智紀」山城

書名 : 季刊考古学136号 西日本の「天智紀」山城
編著者 : 小田 富士雄
価格 : 2,640 円
初版年月日 : 2016/8/1
ISBNコード : 9784639024286
シリーズ名 : 季刊考古学 本誌
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

26cm/B5判並製/126頁

内容紹介

白村江の敗戦を直接的契機として「天智紀」に記された西日本の山城・水城は現在も発掘調査や整備事業が継続され,新しい事実発見や整備事業などの成果があげられている。神籠石系山城に触れつつ、現在の研究の到達点を示す。

著者紹介

小田富士雄(福岡大学名誉教授)
1933 年福岡県生まれ。九州大学大学院文学研究科博士課程中退。 文学博士。著書に『九州考古学研究』5 巻,『九州古代文化の形成』 2 巻,『古代九州と東アジア』2 巻などがある。

目次

特集にあたって―7世紀代山城調査の成果と課題― 小田富士雄
大宰府都城の形成と東アジア
 ―「天智紀」山城出現の歴史的背景― 小田富士雄
山城の調査と成果
 水 城・福岡県 杉原敏之
 大野城・福岡県 下原幸裕
 基肄城・佐賀県 田中正弘
 鞠智城・熊本県 矢野裕介
 金田城・長崎県 田中淳也
 屋嶋城・香川県 渡邊 誠
 高安城・奈良県 山田隆文
築城技術・復元事業
 水 城 林 重徳
 大野城―不可能を可能にする古代の叡智― 入佐友一郎
 鞠智城の築造―貯水池・土塁を中心に― 矢野裕介
古代山城の諸問題
 西日本山城の城門構造 向井一雄
 韓国山城の懸門構造 車勇杰
 山城の建物跡―とくに鞠智城を中心として― 小西龍三郎
 日韓の古代山城出土軸摺金具 小澤佳憲
 山城出土のⅠ期古瓦 小田富士雄
 古代山城へつづく道 小鹿野亮
 鞠智城の役割について 木村龍生
神籠石系山城の調査と課題
 おつぼ山神籠石 小田富士雄
 阿志岐山城跡 小鹿野亮
 鬼城山 (鬼ノ城) 平井典子
 籠石系山城と朝鮮半島の山城 亀田修一
【コラム】
 鞠智城出土の銅造菩薩立像 大西修也
最近の発掘から
 屋根の痕跡が確認された平安時代の埋没建物―秋田県大館市片貝家ノ下遺跡 村上義直
 特攻基地の滑走路跡―鹿児島県南九州市知覧飛行場跡 上田 耕
連載 
 ソウル百済王宮址発見と保存30年史  李亨求 訳/木村光一・岡 泉水

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