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東と西の縄文社会 縄文後期社会構造の研究

東と西の縄文社会 縄文後期社会構造の研究

書名 : 東と西の縄文社会 縄文後期社会構造の研究
編著者 : 福永 将大
価格 : 15,400 円
初版年月日 : 2020/4/25
ISBNコード : 9784639026952
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

336p / 27cm / B5判上製・函入

内容紹介

日本列島における人類史の画期的なイベントである縄文時代から弥生時代への変化の鍵を握る、縄文時代後晩期の社会構造と、東日本と西日本の「縄文文化の東西差」発現メカニズムの実態を、縄文土器の広域分布の変動や集団構成・生業活動の詳細な検討から論考する。

著者紹介

福永将大 (ふくなが まさひろ)
1989年7月 福岡県福岡市に生まれる
2013年3月 九州大学文学部人文学科考古学専攻 卒業
2015年3月 九州大学大学院比較社会文化学府 修了
2019年3月 九州大学大学院地球社会統合科学府 修了
現在     九州大学大学院人文科学研究院 埋蔵文化財調査室 助教
博士(学術)
〈主要論考〉
2016 年 「縄文時代後期中葉土器群の基礎的研究―西日本広域土器編年案の提示―」『古文化談叢』第75 集 97-131 頁
2016 年 「北久根山式土器の再検討」『九州考古学』第91 号 1-20 頁
2017 年 「縄文時代後期広域土器分布圏の変遷とその特質―器種構成の時空間的検討を通して―」『考古学研究』第63 巻第4 号 37-59 頁
2020 年 「加曽利B 式土器の再評価―縄文時代後期中葉の日本列島における地域間関係の変動―」『考古学研究』第66 巻第4 号 48-69 頁

目次

の詳細な検討から論考する。 序章
第1章 研究の現状と課題
第1節 縄文時代後期社会に関する研究
第2節 縄文土器に関する研究:類似土器分布現象の分析と解釈
第3節 問題の所在:研究の到達点と課題
第4節 資料と方法
第2章  土器属性分析からみた縄文時代後期中葉における土器分布現象の実態
第1節 時間軸の構築:縄文時代後期中葉における土器の広域編年
第2節 抽出した土器分布単位の空間的検討
第3節 セリエーショングラフを用いた土器諸属性の空間的検討
第3章 縄文時代後期中葉における土器様式構造の時空間的動態
第1節 器種構成の時空間的動態の把握
第2節 土器様式構造の時空間的動態の把握:小地域ごとの検討
第4章 縄文時代後期における集団構成と居住生業活動の様相
第1節 東日本縄文後期社会の検討:関東地方
第2節 西日本縄文後期社会の検討:九州地方
第5章 胎土分析からみた縄文時代後期における土器伝播の実態
第1節 栃木県中根八幡遺跡出土縄文土器の分析
第2節 大分県中津市法垣遺跡出土縄文土器の分析
第6章  考察:縄文時代後期の社会構造と列島「東西差」発現メカニズム
第1節 土器からみた縄文時代後期中葉における集団関係の変動
第2節 「 縄文文化の東西差」発現メカニズムの実態:東西縄文後期社会のモデル化
第3節 縄文時代後期の列島史的位置づけ
終章

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