気鋭の研究者11名が多彩な角度で江戸時代の社会構造を実証。
入念な史料吟味にによって、現代につらなる「近世社会」のもつ歴史的性格を問う一書。
名君徳川光圀とその功罪
幕末風刺画における政治情報と民衆
近世中期三河地域の江戸稼ぎ奉公人
林業地帯形成期における「山」の所持と村落構造
絵農書考
信濃国佐久地方への朝鮮人参栽培の導入
ラザフォード=オールコック著『大君の都』における日本人論
寛政九年老中松平信明の勝手掛専管
文化期における新田可能地の開発・領有権規定
史料紹介―東京国立博物館所蔵「館林様分限帳」について
日中両国近代化における儒学