本書に掲載した表具図面は、湯山勇氏の算出方法によっている。
すべて、伝統や古式にしたがって寸法を割り出して作図したものである。
(古式どおりでない図面は、仏表具の試案としての図一点かと思っている)。
そして、カルチャーセンターで指導をする中で、実際に作品を対象にして作図した図面をもとにしてある。
表装の様式や作品の大きさにあわせた寸法などは,従来,秘伝として表具師が直伝で伝えてきた。本書はそれらの図面300点余を初公開〓 プロ,アマを問わず表装関係者必携の一冊。
表装技術に内在するもの
表具の形式について
寸法の割り出し方
表具の三体
図面集
好み表具