誤解されている風水の秘密に迫る。
本書では、風水的思考の基盤と風水の歴史、地気と風水の論理構造、今日の墓地問題と陰宅風水、環境問題に対する風水的視角、そして、首都並びに国土問題と風水などの十章で構成。
風水の究極的な趣旨は大地と人間との調和である。風水を知るための十のキーワードを示し,警鐘を鳴らす。
1 人としての道(人倫)を柱とする地理学
2 地気とはなにか
3 韓国の名山と風水
4 調和を本質とする風水
5 銀杏の木の跡の風水的解釈―ソウル放鶴洞
6 風水末世論
7 風水思想の現代的意義
8 風水思想と反公害運動
9 遷都変遷史
10 生きる場としての国土と風水思想