江戸時代は、世界でも稀な独特の庶民文化を生み出した。
そのエネルギーはどのように培われたのか。
落語や時代劇の人情噺の舞台となる町々の裏長屋。
そこに暮らす職人や行商人、吉原女郎と芸者、江戸四宿の飯盛女郎などの風俗と暮らしから、江戸庶民の活力の源が見えてくる。
汀戸町町の無産商人(名主役宅・月行事・町人年貢・職人年貢;地主・家主・差配人・自身番所・番小屋・木戸 ほか)
職人の代表三職(大工・左官・仕事師;町火消 ほか)
吉原女郎と芸者(吉原女郎・太夫・天神・囲・三職の服飾;深川芸者・踊子・売笑証文・町芸者の服飾)
江戸四宿の飯盛女郎(品川;板橋 ほか)
江戸中の岡場所(三十三所名;高輪 ほか)