縄文時代の社会・時代像を追究するうえで重要な生業、領域、交易を項目として取り上げ、さらに集団間関係にまで及ぶ、縄文考古学の最先端を示す詳細な書。
林謙作 [ハヤシケンサク] 1937年東京生まれ。1964年東北大学文学部助手。1966年ウィスコンシン大学留学。1971年東北大学大学院文学研究科(考古学専攻)博士課程単位取得退学。1971年岩手県教育委員会文化課主査。1974年北海道大学文学部附属北方文化研究施設助教授。1986?1994年国立歴史民俗博物館客員教官。1995年北海道大学文学部北方文化論講座教授。2001年同上定年退職
第1章 研究の流れ
第2章 縄紋人の素性
第3章 縄紋文化の形成
第4章 縄紋土器の型式
第5章 縄紋人の生業
第6章 縄紋人の領域
第7章 縄紋人の交易