博物館の創造物としての資料の多様性、活用の可能性を探る!創意工夫をもって修復された資料や製作は、展示公開という教育普及機能を充足させる最も重要な位置づけにあるといえる。
内川隆志 [ウチカワタカシ] 昭和36年(1961)生まれ。昭和60年3月国学院大学文学部卒業後、同大文学部助手(博物館学研究室)を経て、同大国学院大学考古学資料館学芸員・同大兼任講師・東京農工大学工学部非常勤講師・上智大学文学部非常勤講師
第1章 博物館学史にみる資料の修復・保存・製作(文化財保護制度の変遷略史;資料の保存と修復 ほか)
第2章 考古資料の博物館資料化(博物館資料の分類;考古学的標本の製作 ほか)
第3章 レプリカの製作と活用(レプリカ製作の実際;レプリカとその活用について ほか)
第4章 考古資料の保存と修復(保存・修復の目的;資料の修復をめぐる法的基盤 ほか)