遠山美都男 [トオヤマミツオ] 1957年、東京に生まれる。1981年、学習院大学文学部史学科卒業。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程を中途退学。1997年、学習院大学より博士(史学)の学位を授与される。学習院大学・日本大学、非常勤講師。専攻は日本古代史(王権と国家)
第1章 古代王権の諸段階と在地首長制
第2章 古代王権と畿内―畿内政権論批判序説
第3章 「上宮王家」論―日本の国家形成と王族
第4章 舒明即位前紛争の一考察―王位継承のシステムをめぐって
第5章 「乙巳の変」の再構成―大化改新の新研究序説
第6章 東国国司の構成と孝徳政権
第7章 「改新之詔」の基礎的研究―史料批判の一つの方法
第8章 壬申の乱の分析視角
第9章 「吉野盟約」の史的意義―律令制国家成立前夜の王位継承
第10章 帝紀・旧辞成立史考
第11章 日本古代の民族と言語―訳語・通事の基礎的研究