東京国立博物館における研究・展示活動の豊富な経験をもとに、北海道・南西諸島も含めた日本列島先史文化の特質と源流について明快に語る。
松浦宥一郎 [マツウラユウイチロウ] 1944年宮崎市生まれ。東京教育大学大学院博士課程修了。東京国立博物館考古課長、首席研究員を経て、2005年3月同館を定年退職
1 日本の先史文化(日本文化のあけぼの;日本の先史時代研究―その歩みと成果 ほか)
2 縄文土器と弥生土器(縄文土器の起源;縄文土器の造形―縄文の動 ほか)
3 先史時代の中国と日本(山形県羽黒町発見の石鉞;栃木県湯津上村出土の玉斧 ほか)
4 弥生時代から古墳時代へ(弥生時代終末期の西日本―古墳時代への胎動;弥生時代から古墳時代の政治・軍事―研究史の視点から)
5 埴輪の世界(日本の埴輪;埴輪と古墳―パリ日本文化会館講演録)