アジアの「知」をひらく新シリーズ。
いま、横断的なアジア学が熱い。
第1部 東アジアの形成―四川モデルの原点(秦の巴蜀支配と法制・郡県制;漢字受容と文字文化からみた楽浪地域文化―六世紀新羅の漢字文化を中心に;漢字受容にみる日本列島の地域文化 ほか)
第2部 広域文明と地域文化―地域文化としての日本(弥生社会の発展と東アジア世界;百済・日本への南朝仏教美術の伝播と受容;村の水利からみたバリ・劇場国家と日本の前近代社会 ほか)
第3部 理論モデルの検証―乾燥アジア史と文化人類学(シルクロードの地域、境域、超域にみる思想と宗教の伝播;近現代内モンゴル東部地域の変容とオボー;遺産をめぐる様々な意見―チャンパサック世界遺産登録のプロセスと地元住民の周辺化―中心周辺の関係の再検討にむけて ほか)