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当世具足の兜の立て物

当世具足の兜の立て物

書名 : 当世具足の兜の立て物
編著者 : 土井 輝生
価格 : 5,500 円
初版年月日 : 2007/05/31
ISBNコード : 9784639019848
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

329p / 21cm / A5判
上製・カバー

内容紹介

戦国時代から幕末にかけて数多く製作された、さまざまなスタイルの甲冑のなかでも、兜につけられた、前立て、脇立て、頭立て、後立て等の立て物に注目し、そのデザイン、ファッション性と機能について、実例を取り上げて、立て物自体が持ち合わせている合印(ID標識)として役割、ステイタス・シンボル、あるいは、祈願の対象としての意味を国内・海外の貴重な資料も参考にとりあげつつ、わかりやすく解説する。

著者紹介

土井輝生 [ドイテルオ] 弁護士(第二東京弁護士会所属事務所:柏木総合法律事務所)。早稲田大学名誉教授。(社)日本甲冑武具研究保存会参与

目次

信濃国清水寺の古式「鍬形」(くわがた)とそのデザインの影響
復古調の大円山星兜につけた「長鍬形」(ながくわがた)の前立て
『集古十種』の「武田信玄前立物図」による獅噛(しかみ)の前立て
不動明王の変化身「倶利迦羅龍王」(くりからりゅうおう)の前立て
国芳の版画に描かれた「飛龍」(ひりゅう)の前立てとその実例
兜の装飾として用いられた「向鉢巻」(むこうはちまき)のデザイン
不動明王とともに渡来した「火焔」(くわえん)を表した前立て
軍陣の指揮具「采配」(さいはい)を模した前立て
山岳宗教の修験道にゆらいする「烏天狗」(からすてんぐ)の前立て
山岳修行者が持つ「錫杖」(しゃくじょう)を模した前立てと頭立て〔ほか〕

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