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琵琶湖の伝統的木造船の変容

琵琶湖の伝統的木造船の変容

書名 : 琵琶湖の伝統的木造船の変容
編著者 : 牧野 久美
価格 : 7,040 円
初版年月日 : 2008/02/25
ISBNコード : 9784639020219
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

236p / 21cm / A5判
上製・カバー

内容紹介

琵琶湖における木造船の変遷・消長を考古学・民俗学・歴史学の資料から検討する。
船大工による丸子船の復元製作、聞き取り調査、地域住民からの情報などを総合化。
琵琶湖特有の丸子船の構造の発達を、歴史史料、住民への聞き取り調査、さらに建造者の貴重な証言をもとに歴史的経緯の概観を行う

著者紹介

牧野久実 [マキノクミ] 神戸市出身。慶応義塾大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科民族学考古学専攻修士課程修了、同博士課程中退、テルアビブ大学考古学研究所留学。国立民族学博物館外来研究員、(仮称)滋賀県立琵琶湖博物館開設準備室、滋賀県立琵琶湖博物館専門学芸員を経て、2007年より鎌倉女子大学児童学部教育学科准教授。博士(史学)。専門は民族学、考古学

目次

序章 研究の目的と方法
第1章 琵琶湖における和船利用の背景(琵琶湖の伝統的木造船の種類と分布;琵琶湖の形成要因と水運;琵琶湖の水運史)
第2章 丸子船の復元製作と関連事業(丸子船復元の目的と事業の経緯;琵琶湖の和船作りの道具;歴史民俗研究と地域住民)
第3章 琵琶湖の伝統的木造船の消長(伝統的木造船の消長―船大工のライフヒストリーより;丸子船の隻数と用途;和船が多用された背景と衰退の要因―特に田舟の利用について)
第4章 丸子船の機能と構造に関する諸問題(丸子船の横断面に見られる和船の原型要素について;横断面に見られる双胴船的構造;舳先の形状にもとづく丸子船の機能の変遷)

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