本書は平成十八年六月三日・四日に、川崎市市民ミュージアム映像ホールで行なわれた、「墓から探る社会―弥生から古墳の墓へ」と題したシンポジウムの記録集に、関連論文・コラムを加えたものである。
第1部 総論(弥生時代の墓から探る社会;古墳時代の墓から見る社会;葬送儀礼と墳墓の社会的変容;墓の民俗学;南関東の弥生から古墳の墓の編年)
第2部 シンポジウム討論
第3部 特論(柿本人麻呂の殯宮挽歌と中国古代の誄;社会人類学から見る死・墓・社会―韓国の事例を中心に;連携企画「弥生・古墳・飛鳥時代を考える」を振り返って)