6世紀の盛行のあと、一気に訪れる終焉。
前方後円墳終息後も築造が続く大型方墳・円墳。
東国の実態を探り、時代転換の意義を考える。
広瀬和雄 [ヒロセカズオ] 1947年京都市生まれ。大阪府教育委員会、大阪府立弥生文化博物館勤務ののち、奈良女子大学大学院教授。現在、国立歴史民俗博物館教授、総合研究大学院大学教授 太田博之 [オオタヒロユキ] 1959年埼玉県生まれ。総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻在籍。本庄市教育委員会文化財保護課勤務
第1部 東国における前方後円墳終焉をめぐる諸問題(東国における前方後円墳の終焉;東国における埴輪の消滅;東国の前方後円墳終焉をめぐる研究史)
第2部 各地域における前方後円墳の終焉(東北;茨城県;栃木県;群馬県;埼玉県;千葉県;東京都;神奈川県)