近代日本のすべての対外戦争に関わり続けた「高崎連隊」は昭和初期に関東軍に編入され、以後いわゆる「十五年戦争」において、北はシベリア、西はインド、東・南はニューギニアにまで足跡を残した。
その苦闘の歴史と1945年の連隊消滅までを詳細に記録し、「高崎連隊」の日本近代史における歴史的役割を俯瞰した意欲作、待望の完結「昭和」編。
前澤哲也 [マエザワテツヤ] 1959年(昭和34年)群馬県太田市に生まれる。県立太田高校をへて、1983年(同58年)中央大学文学部史学科卒業。専攻は日本近代史
昭和初期の高崎連隊
満州事変前後の高崎連隊
日中戦争と高崎連隊
アジア・太平洋戦争と高崎連隊