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増補版 邪馬台国―唐古・鍵遺跡から箸墓古墳へ―

増補版 邪馬台国―唐古・鍵遺跡から箸墓古墳へ―

書名 : 増補版 邪馬台国―唐古・鍵遺跡から箸墓古墳へ―
編著者 : 白石 太一郎 西川 寿勝 水野 正好
価格 : 2,640 円
初版年月日 : 2015/10/25
ISBNコード : 9784639023760
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

21cm/A5判並製・カバー/238頁

内容紹介

待望の増補版刊行!
邪馬台国体制からヤマト王権体制への継承を解く。
初版後の研究成果を受け、水野正好氏・西川寿勝氏の講演記録などを増補。

著者紹介

水野正好(みずの まさよし)
1934 年大阪府生まれ。2015 年逝去。大阪学芸大学卒。滋賀県教育委員会、大阪府教育委員会、文化庁記念物課、奈良大学文学部教授、同学学長、㈶大阪府文化財センター理事長を歴任。
主な著作に『弥生文化の研究』9・10 巻(共著)雄山閣、『古墳時代の研究』3巻(共著)雄山閣、『邪馬台国と安満宮山古墳』(共著)吉川弘文館、『三角縁神獣鏡・邪馬台国・倭国』(共著)新泉社 などがある。

白石太一郎(しらいし たいちろう)
1938 年大阪府生まれ。同志社大学大学院博士課程修了。奈良県立橿原考古学研究所、国立歴史民俗博物館、奈良大学文学部などを経て、現在大阪府近つ飛鳥博物館館長。主な著作に『古墳と古墳群の研究』塙書房、『考古学から見た倭国』青木書店、『古墳とヤマト政権』文春新書、『古墳の語る古代史』岩波現代文庫、『考古学と古代史のあいだ』ちくま学芸文庫 などがある。

西川寿勝(にしかわ としかつ)
1965 年大阪府生まれ。奈良大学文学部卒。奈良国立文化財研究所飛鳥藤原宮跡発掘調査部研究補佐員を経て、現在大阪府教育委員会文化財保護課副主査。主な著作に『三角縁神獣鏡と卑弥呼の鏡』学生社、『鏡にうつしだされた東アジアと日本』(編著)ミネルヴァ書房、『考古学と 暦年代』(編著)ミネルヴァ書房、『古鏡探照』(編著)新風書房、『倭王の軍団』(共著)新泉社 などがある。

目次

はじめに(西川寿勝)
増補にあたって(西川寿勝)

第一章 卑弥呼・台与女王から崇神天皇の時代へ(水野正好)
  一 日本史料と中国史料のはざまで
  二 倭国と王都、邪馬台国と国政
  三 魏帝下賜の銅鏡の環境
  四 倭国の王統譜と天皇の皇統譜
 コラム1 纒向遺跡の大型建物(西川寿勝)
第二章 鏡がうつす邪馬台国体制の成立と崩壊(西川寿勝)
    一 唐古・鍵遺跡の楼閣絵画と天門
  二 わが国出土の呉の鏡
  三 三角縁神獣鏡大量出土古墳の実像
  四 邪馬台国の求心力
  付記 邪馬台国体制からヤマト王権体制へ
 コラム2 大和朝廷・ヤマト王権・邪馬台国( 西川寿勝)
第三章 弥生時代から古墳時代へ(白石太一郎)
  一 邪馬台国=大和国説
  二 広域政治連合の成立
  三 邪馬台国連合から初期ヤマト政権へ
  四 炭素年代法による古墳の出現年代
 コラム3 弥生土器から土師器へ( 西川寿勝)
第四章 激動の時代、唐古・鍵遺跡から箸墓古墳へ(水野正好)
  シンポジウムの論点について (白石太一郎)
  論点1 唐古・鍵遺跡から纒向遺跡へ(西川寿勝)
  論点2 箸墓古墳の被葬者像
  論点3 纒向型墳墓(纒向石塚など)について
  論点4 三角縁神獣鏡について
  会場からの質問
増補
 倭国王権の王宮と王墓(水野正好)
 纒向遺跡大型建物の意義と大量の桃について( 西川寿勝)
 洛陽発見の三角縁神獣鏡について(西川寿勝)
 あとがき(西川寿勝)
  挿図出典
  執筆者紹介

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