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パルミラの光彩―写真資料でよみがえる破壊された世界遺産―

パルミラの光彩―写真資料でよみがえる破壊された世界遺産―

書名 : パルミラの光彩―写真資料でよみがえる破壊された世界遺産―
編著者 : 山田 勝久
価格 : 2,970 円
初版年月日 : 2016/8/24
ISBNコード : 9784639024309
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

26cm/B5判並製/88頁

内容紹介

女王が支配した流砂の都、パルミラ。
人間賛歌の花園は、いま、人間によって破壊された。
シルクロード踏査40年の著者が写した、幻の王国の記憶。
文明の興亡を背にして、未来を拓く写真集。


――二〇一六年四月も終わりに近づいた頃、イスラム教過激派組織「イスラム国」(IS)によって破壊されたパルミラの記念門や神殿の映像が目に入ってきた。貴重な人類の遺産の消滅に悲しみ心を痛めた。そこで、華やかな頃のパルミラの姿を撮影した者の一人として、破壊される前の写真を公表しておくべきだとの思いに至り、『写真集』を編むことにした。(あとがきより)

著者紹介

【著者紹介】山田 勝久(やまだ・かつひさ) 1943 年名古屋市生まれ。早稲田大学国語国文学専攻科修了。二松学舎大学大学院博士課程単位取得満期退学。跡見学園女子短期大学・二松学舎大学・弘前大学・大阪大学大学院博士課程非常勤講師。北海道教育大学教授。大阪教育大学教授・大学院主任教授、附属池田中学校長、学長補佐。総合地球環境学研究所、研究水準外部評価委員。甲子園大学理事・副学長・機構長・教授を歴任。
現在は大阪教育大学名誉教授。NHK 文化センター名古屋・柏・西宮「シルクロード」講師。公益財団法人 東洋哲学研究所委嘱研究員。橿原市観光大使。西域踏査は20 カ国60 回。パルミラ王国の遺跡調査、日本人として初めての楼蘭の地下墓の調査、釈迦が生まれたネパールのカピラエ城、仏教流伝の最西端の地トルクメニスタンのメルヴ遺跡、最北端の地キルギス、仏教伝播の最南端の地スリランカ、その他、ブータン、ネパール、チベットの王宮文化の調査、アレクサンドロス大王の出生地ギリシアのマケドニア地方のペラ遺跡を調査した。著書(単著)に『中国文化に於ける仏教の影響』『唐代散文選』『唐代文学の研究』『唐詩の光彩』『シルクロードの光彩』など16 冊がある。東洋学術文化賞、大阪府柏原市教育委員会文化芸術功労賞、大阪府池田市功労賞を受賞。

目次

序 文
パルミラ遺跡地図
記念門(凱旋門)
ベール神殿
四面門
塔 墓(地下墓室)
パルミラ残影
周辺の都市 古代都市の残照
西方の国々 ギリシア・ローマの栄光
東方の国々 はるかなる長安への旅
あとがき
パルミラ年表

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