
彩陶・黒陶から三彩・白磁・青磁へと製陶技術を進化させた中国陶磁
陶質土器から青磁、白磁へと展開する新羅・高麗・李朝の朝鮮陶磁
民族の個性と時代の変遷を映し出すタイ・ベトナム・クメールの陶磁
数千年の昔から人間の生活に溶け込み、時代を反映しながら人々に親しまれてきた古陶磁の清華208点を精細な画像で紹介する。

彩廣軒主人(さいこうけんしゅじん)
1950年4月20日生まれ。
50有余年古陶磁に興味を持ち国内外の美術館・博物館などを訪ねる。
特に中国、朝鮮、南海の古陶磁を研究。アジアの古窯趾などを調査する。

Ⅰ 中国陶磁
1 土器の時代 先史から春秋戦国/2 施釉陶磁の始まりから完成まで 秦・前漢から隋/3 長安の夢、海の路 唐から五代十国/4 熱砂草原の道 遼/5 交易と陶磁 宋/6 技巧の陶磁 元・明・清
Ⅱ 朝鮮半島の陶磁
1 土器の時代 先史から統一新羅/2 青の時代 高麗/3 白の時代 李朝
Ⅲ 南海の陶磁
1 ベトナムの陶磁 2世紀から15世紀/2 タイの陶磁 14・15世紀/3 クメールの陶磁 11・12世紀
Ⅳ 参考資料
年表/古窯跡地図