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木工の考古学

木工の考古学

書名 : 木工の考古学
編著者 : 飯塚 武司
価格 : 3,960 円
初版年月日 : 2022/04/25
ISBNコード : 9784639028208
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

21cm/A5判上製・カバー/210頁

内容紹介

木器の製作された遺跡と、遺跡から出土した木器・漆器などの考古資料の分析を通して、縄文時代から古代にいたる木工技術の発達過程を可視化し、木工技術の発展と生産の場のあり方の観察から、木器の制作者から工人の成立、工房の誕生までの過程を俯瞰する。

著者紹介

飯塚武司(いいづか たけし)
1960年 東京都浅草生まれ。浅草育ち。
法政大学第一文学部史学科(日本考古学専攻) 卒業
東京都埋蔵文化財センターで、多摩ニュータウン遺跡をはじめ、都内の遺跡調査、報告書作成に従事。
2013年度 福島県文化振興財団派遣(東日本大震災復興支援派遣)
現在 東京都埋蔵文化財センター調査研究主任

目次

本書の内容について
Ⅰ 木工技術の発達
 1 製作工程の確立
  (1)伐採
  (2)製材
 2 加工技術の発達
  (1)縄文時代の容器類未製品と製作技術
  (2)縄文時代の容器類の製作工程
  (3)弥生時代から古墳時代の農具・容器・食事具の製作
  (4)未製品の水漬けについて
Ⅱ 木工諸技術の発達過程
 1 刳物
  (1)縄文時代の丸木舟
  (2)弥生時代の大型刳物
  (3)弥生時代の容器類の精巧品
  (4)古墳時代の木棺
 2 指物
 3 彫刻
  (1)縄文時代の彫刻
  (2)弥生時代の彫刻
 4 曲物
 5 挽物
  (1)挽物技術を巡る研究史
  (2)木工轆轤と工具
  (3)製作工程と未製品
  (4)轆轤技術の発達
Ⅲ 工房の成立
 1 工房誕生のプロセス
  (1)縄文時代
  (2)弥生時代
  (3)古墳時代
 2 古代の工房
  (1)官営工房
  (2)東日本の官営の木器工房
  (3)家産工房
 まとめ
Ⅳ 終 章
 あとがき/引用文献/遺跡文献/出典・提供一覧/遺跡名索引

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