日露戦争時には海軍大尉として戦功を挙げながら,その後反戦思想者に転じた水野広徳の全業績を網羅した初めての著作集。徹底して軍縮,平和,日米非戦を唱え続け,アメリカにさえその存在を知られながら,終戦の年没したため戦後活躍の機会がなく,忘れられた思想家となっていた。近代史のあらゆる分野の研究者必読の書。(解説;宮本盛太郎・藤原 彰・粟屋憲太郎・太田雅夫・前坂俊之)
第1巻 日露戦記
第2巻 渡欧記
第3巻 日米未来戦記
第4巻 評論1
第5巻 評論2
第6巻 評論3・書誌
第7巻 評論4・日記・書簡
第8巻 自伝・年譜