この巻は、行書の理解と鑑賞及び表現の資料として編纂した。
歴代の行書を通観できるように、図版を可能なかぎり多数収録。
臨書資料として利用できるように、行書の歴史の中で代表的な書法と考えられるもの及びよく臨書されるものはページ数を多くした。
基本的な学習にも対応できるように、巻末に技法的な面からの概説と代表的な名筆の拡大図版を用意してある。
1 行書の美と書法の展開(行書とは;行書の書法と書美の展開)
2 行書名品選(中国;日本)
3 行書の書法研究(行書の筆使い;行書の筆順と字形;臨書参考資料)