立正大学がネパール王国政府考古局と共同してティラウラコット遺跡の発掘調査を開始したのは昭和42(1967)年のことであった。
それ以来十数年間、8回にわたって調査が行われた。
本書はその報告書第1冊本文編である。
第1章 ティラウラコット遺跡と周辺の遺跡(カピラヴァストウ探索の歴史;周辺の遺跡)
第2章 ティラウラコット遺跡の概要と調査経過(ティラウラコット遺跡の概要;調査の経緯 ほか)
第3章 ティラウラコット遺跡第7号丘の調査(層位および文化期;遺構 ほか)
第4章 ティラウラコット遺跡第2号丘の調査(遺構;出土遺物)
付載(『釈迦の宮殿カピラ城跡調査の記録』;『ティラウラコット遺跡―発掘30年の回顧』 ほか)