上に立つ者の身の処し方・身の退き方を説き、江戸後期に日本で翻刻されて以来、武士の教養書として広く読まれ、明治以降には為政者や経営者・企業家の座右の書として、今日まで愛読されてきた古典の絵解き名言集。現代語訳・英訳付き。
※本書籍には新版がございます。
絵解き菜根譚 第三版
修養は、鉄を打つも同じ
心さえ清ければ
どんなに忙しくても
つまらぬ連中には
気性の激しい者は
寒蝉は、はきだめのような土のなかから生まれて
官職にある時の戒めは
官途を辞して山林に隠棲すれば
主義主張は高位高官の人をもしのぎ
水辺で釣糸を垂れるのは〔ほか〕