平安期のかな連綿の読み書きを学ぶ、人気シリーズ「かな連綿字典」。
可憐にしてやさしさのあふれる軽妙な用筆で人気の「針切系」を復刊。
取り回しやすいハンディ版で、臨書に、またかな文字の練習、書風の習得のための見本として最適。
監修者紹介
竹田 悦堂(たけだ えつどう)
本名、延輝。大正7 年5 月、東京に生まれる。昭和16 年8 月、文部省中等教育習字科試験合格。昭和8 年以降、かな書道、古筆、古写経、古硯の研究家、相沢春洋先生に師事。
毎日書道展審査会員、かな書道作家協会副理事長、現代書道院会長、手漉和紙同好会代表理事を歴任。2004 年逝去。
主要著書として、『和紙要録』『書道のすすめ』『三体書道字典』などがある。
また、月刊雑誌『現代書道』を主宰。
編者紹介
佐野 榮輝(さの えいき)
昭和26 年北海道に生まれる。國學院大學文学部文学科卒業。北川博邦・関正人両先生に師事。現在、毎日展審査会員、ノートルダム清心女子大学教授。
編書に『漢印文字彙編』(共編)、『標準草書大字典』(以上雄山閣出版刊)などがある。
収録文献
針切(傳藤原行成筆)、小島切(傳小野道風筆)、朝忠集(傳源道濟
筆)、和泉式部續集切(傳藤原行成筆)