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ユーラシア文明とシルクロード―ペルシア帝国とアレクサンドロス大王の謎―

ユーラシア文明とシルクロード―ペルシア帝国とアレクサンドロス大王の謎―

書名 : ユーラシア文明とシルクロード―ペルシア帝国とアレクサンドロス大王の謎―
編著者 : 山田 勝久 児島 建次郎 森谷 公俊
価格 : 3,300 円
初版年月日 : 2016/6/25
ISBNコード : 9784639024279
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

21cm/A5判・カバー/286頁

内容紹介

ユーラシア大陸を貫く絹の道、歴史とロマンの旅――
アレクサンドロスとアケメネス朝ペルシア帝国の決戦となったペルシア門の戦い。日本のアレクサンドロス研究の第一人者森谷公俊が、数度の現地調査と文献の精査を通して、ペルシア門の位置について新説を提示する。

著者紹介

児島 建次郎(こじま・けんじろう)
一九四一年生まれ。日本大学法学部法律学科卒業。NHKにアナウンサーとして入局しスペシャル番組や衛星放送を通して歴史や文化を紹介。一九八八年にNHKと奈良県が主催した「なら・シルクロード博覧会」にかかわり本格的にシルクロードの研究に取り組む。NHK大阪放送局を退職後、近畿大学で「外国文化論」を講義するとともに、歴史・宗教・民族などをテーマに世界二七ヵ国の歴史遺産の取材調査を行う。
著書に『芸能文化の風姿』(単著)『未来への遺産・シルクロードのドラマとロマン』『敦煌の美と心』『東大寺と正倉院』(以上共著)。 現在は、白鳳短期大学名誉教授、神戸常磐大学非常勤講師。朝日カルチャーと近鉄文化サロン、日本旅行講師。

山田 勝久(やまだ・かつひさ)
一九四三年生まれ。早稲田大学国語国文学専攻科修了。二松學舍大学大学院博士課程単位取得退学。北海道教育大学教授。大阪教育大学教授、学長補佐、附属池田中学校長。甲子園大学理事、副学長、機構長、教授を歴任。
現在は公益財団法人・東洋哲学研究所委嘱研究員。大阪教育大学名誉教授。NHK文化センター名古屋・柏・西宮「シルクロード」講師。西域踏査は一六ヵ国五九回。日本人として初めて楼蘭の地下墓の壁画を調査。また、釈迦が生まれたネパールのカピラエ城、マケドニアのアレクサンドロス大王の出生地ペラ、パルミラ遺跡の調査をした。単著に『唐代散文選』『唐代文学の研究』『唐詩の光彩』『シルクロードの光彩』など一六冊がある。

森谷 公俊(もりたに・きみとし)
一九五六年生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。東京都立大学助手を経て、現在は帝京大学文学部史学科教授。専攻は古代ギリシア史・マケドニア史。アレクサンドロス大王の東方遠征と初期ヘレニズム時代についての歴史学的・文献学的研究に取り組むと同時に、二〇一一~一三年にはイランにおいて大王の遠征経路の実地調査を行ない、これをふまえてアカイメネス朝ペルシアの実態解明をも試みている。著書に『アレクサンドロスの征服と神話』『アレクサンドロスとオリュンピアス』『図説アレクサンドロス大王』『王宮炎上――アレクサンドロス大王とペルセポリス』などがある。

目次

はじめに(児島建次郎)
第一章 興亡の歴史を織りなしたインド・ヨーロッパ語族の大移動(児島建次郎)
第二章 オリエントの先史文明(児島建次郎) 第三章 大帝国ペルシアの祖キュロス大王―アレクサンドロス大王も模倣した彼の生涯―(児島建次郎)
第四章 ダレイオス一世とアカイメネス朝の創出(森谷公俊)
第五章 アレクサンドロス遠征路の実地調査――ペルシア門の戦い(森谷公俊)
  第六章 ダレイオス三世とアカイメネス朝の終焉(森谷公俊)
第七章 パルティア王国・ササン朝ペルシアの治世とゾロアスター教(児島建次郎)
第八章 人類史の物語を紡いだシルクロード―ユーラシア大陸を貫く大動脈―(児島建次郎)
第九章 仏陀の道・楼蘭王国の滅亡と文学(山田勝久)
第十章 ペルシア~長安~日本を結ぶ道(児島建次郎・山田 勝久)
コラム 知の旅・それは、発見、感動、エキサイティング(児島建次郎)
おわりに 知の探究・歳月はまぶしかりけり(児島建次郎)

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