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日本古代氏族研究叢書7 阿倍氏の研究

日本古代氏族研究叢書7 阿倍氏の研究

書名 : 日本古代氏族研究叢書7 阿倍氏の研究
編著者 : 大橋 信弥
価格 : 5,500 円
初版年月日 : 2017/12/25
ISBNコード : 9784639025436
シリーズ名 : 日本古代氏族研究叢書
在庫状況 : 品切
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体裁

22cm/A5判上製・カバー/267頁

内容紹介

地方豪族や渡来氏族を同族に組み込み、マエツキミ(大夫)の筆頭として大和政権の中枢で多方面な活動を示すなど、様々な顔を持つ阿倍氏。
継体・欽明朝以降、急速に政権中枢に進出し、蘇我氏とともに政局を牽引した阿倍氏とその同族のルーツと氏族的性格を、王権儀礼や海外交渉、さらにミヤケ運営への関与などに加え、同祖系譜の成立過程の詳細な分析から検証する。


※本書籍には新版がございます。
阿倍氏の研究 普及版


著者紹介

〈著者略歴〉
大橋 信弥(おおはし・のぶや)
1945 年 茨城県に生まれる
1967 年 立命館大学大学院文学研究科修士課程日本史学専攻修了
現在 成安造形大学非常勤講師 渡来人歴史館顧問
著書 『日本古代国家の成立と息長氏』吉川弘文館 1984 年
   『日本古代の王権と氏族』吉川弘文館 1996 年
   『古代豪族と渡来人』吉川弘文館 2004 年
   『継体天皇と即位の謎』吉川弘文館 2007 年
   『小野妹子・毛人・毛野』ミネルヴァ書房 2017 年

目次

序 阿倍氏研究の課題と視角
第一章 継体朝の成立と阿倍氏―継体妃「阿倍之波延比売」をめぐって―
 はじめに/第一節 継体朝の成立/第二節 継体の本拠地と阿倍氏/第三節 阿倍氏の政治的進出と那津官家の修造/第四節 那津官家の修造とミヤケ制の成立/おわりに
第二章 阿倍氏と「吉士集団」―吉志舞の性格をめぐって―
 はじめに/第一節 阿倍氏と吉志舞/第二節 「吉士集団」の性格/第三節 「吉士集団」の実像/第四節 阿倍氏と「吉士集団」の構造/第五節 阿倍氏と「吉士集団」―むすびにかえて―
第三章 阿倍氏と膳氏
 はじめに/第一節 膳氏の始祖伝説/第二節 『高橋氏文』の述作と意図/第三節 『書紀』にみえる膳臣/第四節 膳大伴部について/第五節 膳部の構造/第六節 国造制と膳部/第七節 膳氏と阿倍氏/第八節 膳氏から阿倍氏へ/おわりに
第四章 阿倍氏と稲荷山古墳出土鉄剣銘―大彦命の原像を求めて―
 はじめに/第一節 稲荷山古墳の調査と鉄剣銘の出現/第二節 溝口睦子氏の系譜論/第三節 稲荷山古墳の被葬者像/第四節 鉄剣銘系譜と倭国の政治システム/おわりに
第五章 阿倍氏と佐々貴山君氏
 はじめに/第一節 蒲生郡・神埼郡における地域と勢力圏/第二節 蒲生郡・神埼郡の古代豪族と佐々貴山君/第三節 佐々貴山君と「山君」の性格/第四節 佐々貴山君と阿倍氏/おわりに
第六章 阿倍氏と王権の儀礼―マエツキミ制をめぐって―
 はじめに/第一節 オオマエツキミ―マエツキミ制の成立/第二節 阿倍氏と大嘗祭/第三節 埴輪祭祀からみた王権儀礼/第四節 導水施設からみた王権儀礼/おわりに
第七章  阿倍氏同祖系譜の形成―大彦命後裔氏族の性格をめぐって―
 はじめに/第一節 阿倍氏の複姓の同族の性格/第二節 同祖系譜の構成/第三節 阿倍氏の系譜と始祖伝説/第四節 阿倍氏同祖系譜の形成過程/おわりに―阿倍氏同祖系譜の成立過程―
あとがき

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