特集「富士山学を拓く」
富士山学を拓く― 静岡県富士山世界遺産センターと富士山学研究の可能性―(松島 仁)
<視点1:移動と人類世>
登山記と登山案内図に見る富士登山の習俗―大宮・村山口登山道を中心に―(井上 卓哉)
<視点2:東西文化交渉のなかの富士山イメージ>
明帝国と日本の富士山攻防戦― 東アジアにおける文化交渉の一齣―(唐 権)
<視点3:富士山周辺域の環境、過去・現在・未来>
富士山の生物多様性の特徴とその価値(岸本 年郎)
<視点4:富士山学の可能性>
富士山と「見立て」(田代 一葉)
いったい何が「参詣曼荼羅」なのか―学術用語の概念規定への試み―(大高 康正)