『万葉集』にある「打毬」を「ポロ競技」として復活させよ。
八代将軍吉宗の命令からオランダ通詞たちの苦闘が始まった。
そして舞台は江戸から長崎へ。
調馬師・ケイゼルの野望とは。
日本の近代化に大きく貢献したオランダ通詞や蘭学者たちの活躍を新たな視点で描く連作長編小説の第一弾。
熊木敏郎(くまき としろう)
医学博士・熊木労働衛生コンサルタント事務所所長。
埼玉県出身。県立熊谷高校、日本医科大学卒業。東京大学医学部物療内科教室入局。
日本医科大学栄養学(第二生化学)教室・衛生学公衆衛生学教室非常勤講師、日本医科大学客員教授、社会保険葛飾健診センター所長、慈誠会記念病院院長、日本労働安全衛生コンサルタント会副会長などを歴任。
【主な著書】
『理容美容の作業と健康』(1985 年・労働科学研究所出版部)
『突然死はなぜ起こる〈第4版〉』(2008 年・日本プランニングセンター)
『今に活きる大正健康法〈物療篇〉』(2015 年・雄山閣)
『今に活きる大正健康法〈食養篇〉』(2015 年・雄山閣)