仏教考古学が示すこととは何か?
伽藍・瓦・塔・板碑・墓標・仏像・仏具など多彩な仏教考古学の資料から、仏教信仰の歴史を明らかにする。
坂詰秀一(さかづめ ひでいち)
1936年 東京都生まれ
1858年 立正大学文学部史学科卒
1960年 立正大学大学院文学研究科(国史学専攻)修了
1977年 立正大学文学部教授。
(大正大学・駒澤大学・明治大学・國學院大學大学院 非常勤講師を務める)
2006年 立正大学名誉教授
現在 立正大学特別栄誉教授。文学博士
〔主要著書〕
『歴史考古学の視角と実践』(1990、雄山閣出版)、『太平洋戦争と考古学』(1997、吉川弘文館)
〔主要編著〕
『板碑の総合研究(2巻)』(1983 柏書房)、 『仏教考古学事典』(2003 雄山閣、2018 新装版)、『釈迦の故郷を掘る』(2015 北隆館)
〔主要共編著〕
『日本歴史考古学を学ぶ』(3巻)(1983~86、有斐閣)、『論争学説 日本の考古学』(7巻)(1986~88、雄山閣出版)、『日本考古学選集』(25巻)(1971~86、築地書館)、『新日本考古学辞典』(2020、ニューサイエンス社)
4 伽藍の構成と瓦(古代インドの楕円形建物/平地方形区割伽藍/阿蘭若所を伴う伽藍/初期伽藍の類型と僧地/「瓦」の名称)
5 塔婆と墓標(宝篋印塔の源流/板碑の名称と概念/板碑の出現と背景/板碑研究の回顧と展望/中山法華経寺の墓碑と墓塔)
6 儀礼の諸具(出土の仏像と仏具/出土仏具の世界/一括埋納の仏法具/梵鐘断章/梵鐘研究の近況)