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近世大名の葬制と社会

近世大名の葬制と社会

書名 : 近世大名の葬制と社会
編著者 : 坂詰 秀一 松原 典明
価格 : 3,080 円
初版年月日 : 2022/11/25
ISBNコード : 9784639028758
シリーズ名 : 近世大名墓の新視点
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

21cm/A5判並製・カバー/332頁

内容紹介

「葬制」「墓所造営」「親族形成」「習俗」をキーワードに、考古学的な視点で近世社会を読み解く。
大名墓・武家の墓から近世社会を読み解くための新たな方法論と活用へのアプローチを提示する。

著者紹介

監修者紹介
坂詰秀一(さかづめ ひでいち)
立正大学特別栄誉教授
1936 年東京都生まれ。
立正大学大学院文学研究科(国史学専攻)修了。文学博士。
立正大学文学部教授、立正大学名誉教授を歴任。
主要編著書に『歴史考古学の視角と実践』(1990、雄山閣出版)、『太平洋戦争と考古学』(1997、 吉川弘文館)、『転換期の日本考古学』(2021、雄山閣)、『釈迦の故郷を掘る』(編著、2015、北隆館)、『日本歴史考古学を学ぶ』(3巻)(共編著、1983 ~’86、有斐閣)、『論争学説 日本の考古学』(7巻)(共編著、1986~’88、雄山閣出版)、『仏教考古学事典』(編著、2003、雄山閣、2018 新装版)、『新日本考古学辞典』(共編著、2020、ニューサイエンス社)など。
編者紹介
松原典明(まつばら のりあき)
石造文化財調査研究所代表
1960年京都府生まれ。
立正大学大学院文学研究科博士後期課程中退。
主要編著書に『近世宗教考古学の研究』(2009、雄山閣)、『石造文化財への招待』(2011、ニューサイエンス社)、『別冊季刊考古学20 近世大名墓の世界』(共編著、2013、雄山閣)、『近世大名葬制の考古学的研究』(2012、雄山閣)、 『近世大名葬制の基礎的研究』(2018、雄山閣)、『近世大名墓の考古学―東アジア文化圏における思想と祭祀』(編著、2020、勉誠出版)など。                            

目次

近世大名の葬制と社会

刊行にあたって(坂詰秀一)
Ⅰ 各地の大名葬制と親族形成
 各地の大名葬制と親族形成(松原典明)
 土佐藩主の死と埋葬(北脇義友)
 徳山藩毛利家墓所とその葬制(清水慎也)
 北陸の大名家墓とその墓制―加賀・越中と越後高田の事例から―(水澤幸一)
 水戸徳川家と家臣の葬制―研究史からの考察―(関口慶久)
水戸藩付家老中山家の墓所造営について(村上達哉)
 弘前・黒石津軽家の葬制と親族形成(松原典明)

Ⅱ 大名墓の保全・保護と活用
 都下に遺る徳川家御台所の宝塔(中野光将)
 国史跡岡藩主中川家墓所「三代藩主中川久清公墓」の整備と活用(豊田徹士)
 加賀藩主前田家墓所・村井千世墓石廟の復原整備(谷口明伸)

Ⅲ 琉球の葬制と習俗
 墓制から紐解く近世琉球社会(宮城弘樹)

Ⅳ 朝鮮の葬制と習俗
 朝鮮王室胎室の立地と構造(沈 賢容)
 朝鮮王室凶礼における明器・服玩について(李 芝賢)

Ⅴ 大名墓研究と学際的研究の連携
 遺骸と科学分析―三浦按針の遺骨分析から―(黒崎久仁彦・水野文月)

あとがき(松原典明)

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