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復元イラストでみる! 人類の進化と旧石器・縄文人のくらし

復元イラストでみる! 人類の進化と旧石器・縄文人のくらし

書名 : 復元イラストでみる! 人類の進化と旧石器・縄文人のくらし
編著者 : 馬場 悠男 工藤 雄一郎 石井 礼子
価格 : 2,750 円
初版年月日 : 2022/12/10
ISBNコード : 9784639028444
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

26cm/B5判並製・カバー/232頁(オールカラー)

内容紹介

歴史がリアルによみがえる復元イラストの世界!
国立科学博物館・国立歴史民俗博物館の展示などで専門家監修のもと細密に描かれた復元イラスト等から、人類の進化の過程や旧石器・縄文時代の歴史風景・くらしの様子をのぞいてみよう!
◎細かなタッチのリアルなイラストで、見るだけで歴史世界へタイムトリップ!
◎細部に注目して解説を読むと、イラストに盛り込まれた人類学や考古学などの研究成果が見えてくる!
◎復元イラストが研究の進展に役立つ理由とは?
復元イラストの魅力がつまった1冊!

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著者紹介

工藤雄一郎(くどう ゆういちろう)
1976年千葉県生まれ。
国立歴史民俗博物館研究部考古研究系助教・准教授(2009〜2019年)を経て、現在、学習院女子大学国際文化交流学部准教授
主な著書 『旧石器・縄文時代の環境文化史』(新泉社、2012年)、『ここまでわかった!縄文人の植物利用』(編著、新泉社、2014年)、『さらにわかった!縄文人の植物利用』(編著、新泉社、2017年)など。

馬場悠男(ばば ひさお)
1945年東京都生まれ、神奈川県育ち。
現在、国立科学博物館名誉研究員、日本歯科大学客員教授
主な著書 『レジリエンス人類史』(共著、京都大学学術出版会、2022年)、『顔の進化』(講談社ブルーバックス、2021年)、『NHK スペシャル人類誕生』(監著、学研プラス、2018年)、『顔の百科事典』(共著、丸善出版、2015年)、『東叡山寛永寺徳川家御裏方霊廟』(共著、吉川弘文館、2012年)など。

石井礼子(いしい れいこ)
1967 年千葉県生まれ。
イラストレーター
雑誌の表紙イラストや挿し絵等、また国立科学博物館・国立歴史民俗博物館などの展覧会の復元イラストを数多く描く。

目次

復元イラストでみる! 人類の進化と旧石器・縄文人のくらし
◉目次◉

はじめに (工藤雄一郎)

Chapter1 人類の進化と顔 (解説 馬場悠男)
1 人類の進化と拡散
2 人類の身体の特徴と変化
3 進化の道のりを走り続ける人類たち
4 直立二足歩行の発達と人類の横顔
5 猿人・原人・新人のスポーツ大会
6 ホモ・エレクトス(ピテカントロプス)の姿
7 絶滅した化石人類たちの姿と生活風景
8 頭骨から復元する人類の顔の特徴
9 日本人の顔とその変遷
10 縄文人の顔と髪型
11 弥生時代人・古墳時代人・オホーツク文化人の顔
12 縄文人と弥生人の顔の特徴を比較する
13 動物の進化による顔のつくりと役割
14 ヒトの顔のつくりと表情
15 顔のつくりと成長過程
Column  復元イラストの世界①
石井礼子さんとの出会いと復元イラスト事始め〜三人四脚の物語〜(馬場悠男)

Chapter2 旧石器人のくらし (解説 工藤雄一郎)
1 世界各地のホモ・サピエンス
2 海へと進出したホモ・サピエンス
3 極寒のシベリアに進出したホモ・サピエンス
4 日本列島にやってきたホモ・サピエンス
5 ホモ・サピエンス到達以前の南関東― 約4万年前の花室川―
6 最終氷期の動物たち
7 日本列島の後期旧石器時代の生活風景
8 武蔵野台地の旧石器時代の環境
9 環状のキャンプに集う旧石器人
10 石斧のライフヒストリー
11 後期旧石器時代の落とし穴
12 黒曜石の山をめざす最終氷期の旧石器人
13 神津島に向けて漕ぎ出す旧石器人
14 良質な黒曜石を交換する旧石器人
15 石器を作る
16 赤と黒の顔料を使った旧石器人
17 墓と死者への祈り
18 アクセサリーを着用した旧石器人

Chapter 3 縄文人のくらし (解説 工藤雄一郎)
1 最古の土器を使った縄文人のキャンプ地― 青森県大平山元Ⅰ遺跡―
2 縄文時代草創期のサケ漁のキャンプ?― 東京都前田耕地遺跡―
3 北海道最古の土器と煮炊きの様子― 大正3 遺跡の爪形文土器―
4 縄文時代草創期の南九州の堅果類と石皿・磨石の利用
5 縄文時代草創期の土壙墓への埋葬
6 縄文時代草創期の狩猟具の変化と弓矢の登場
7 草創期の縄文人
8 縄文時代のくらしとその様子
9 縄文時代の大規模集落― 青森県三内丸山遺跡―
10 水辺のくらしと豊かな森の生態系―東京都下宅部遺跡―
11 石器でウルシに傷を付ける縄文人
12 修正版・石器でウルシに傷を付ける縄文人
13 ツルマメを採取する縄文人
14 ダイズを利用した縄文人
15 編みかごを作る縄文人
16 水辺でくらす縄文人
17 北の島の縄文人のくらし― 北海道船泊遺跡―
18 北の縄文人の埋葬
19 船泊遺跡の人々が身に着けたアクセサリー
20 船泊遺跡の貝玉づくり
21 海獣猟と縄文人
22 土器での調理と縄文人
23 エリ漁と黒曜石の採掘
24 縄文時代の住居と墓
25 縄文から弥生へ
26 縄文から弥生の土器のうつりかわり
27 縄文人女性と弥生人女性
28 縄文と弥生を比較する
Column  復元イラストの世界②
復元イラスト制作のプロセス〜考古学における復元イラストの役割〜(工藤雄一郎)

Chapter 4 その後の時代(解説 工藤雄一郎)
1 弥生時代の風景
2 弥生時代のくらしと同時代の世界の人々
3 時代の風景
4 明治から昭和時代の風景
5 衣服の歴史
6 動物と植物
7 古代のくらし
8 年代を測る・放射性炭素年代測定の概略図
Column  復元イラストの世界③
対談 イラストの制作と裏話 (石井礼子× 工藤雄一郎)
おわりに― 考古学におけるイラストの意義― (工藤雄一郎)
◉石井礼子画・復元イラスト掲載一覧

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