
発掘された木製遺物を縄文時代から古墳時代まで概観し,その流れと特色を探る。

〔総論〕木工文化のはじまり(工楽善通・黒崎 直)
〔日常生活の農具〕入れもの(上原真人)
耕作のための道具―ナスビ形農工具を中心に―(樋上 昇)
狩猟のための農具(鈴木 信・臼居直之)
編み物の容器―籠と筌・箕―(渡辺 誠)
生活のなかの構造物―家・柵・木道・船―(黒崎 直)
木材加工のための工具―斧の柄を中心にして―(禰冝田佳男)
〔祭りの道具〕祭りを演出する道具―弥生時代の鳥形木製品―(山田康弘)
古墳を飾る木(辻葩 学)
戦いのための道具―武器形木製品について―(岩永省三)
〔木工文化の周辺〕木工と漆(工楽善通)
アイヌの木器とその源流(田口 尚)
韓国先史時代の木工文化(趙 現鐘・今津啓子訳)
木工文化と植生(辻誠一郎)
〔<コラム>〕狩猟用具の木の選択(松田隆嗣)
年輪年代法(光谷拓実)
〔最近の発掘から〕弥生の木製品の宝庫―福岡市雀居遺跡(松村道博・下村 智)
弥生中期~古墳期の木製品―宮城県中在家南遺跡(工藤哲司)