大学博物館のもつ個性と資料をどう活用していくのか。その展示活動の方向性や学芸員養成のあり方はどうなるのか。
日中韓の博物館の実地調査をもとに、地域博物館と連携しながら地域に根ざしている大学博物館の未来を描く。
1 博物館の誕生
第1節 日本の博物館史
第2節 博物館創設の実践
第3節 日中韓の博物館運営
2 大学博物館論
第1節 大学博物館組織と類型
第2節 博物館展示と教育活動
第3節 連携と協働
第4節 実践的検証―西南学院大学博物館を事例に―
第5節 博物館評価と社会認識
3 博物館史とその現状―中国の大学博物館―
第1節 中国の博物館史
第2節 大学博物館の分類と特徴
第3節 大学博物館教育の実践例
4 大学博物館の沿革と最新事情―韓国の大学博物館―
第1節 韓国の大学博物館史
第2節 大学博物館の取り組み
第3節 韓国大学博物館の考古学展示
第4節 「自校史」教育の展開―日韓自校史の現状―