現代日本を象徴する〈渋谷〉らしさとは何か
専門分野や渋谷のまちづくりに対する立場が異なる執筆者が、さまざまな角度から渋谷の「今」をターゲットとして「渋谷らしさ」の構築と変化のプロセスを描き出し、その現状と成り立ちを多面的に分析した『渋谷学叢書』第4巻、ついに刊行!
田原 裕子(たはら ゆうこ)
昭和42(1967)年生 國學院大學経済学部教授
主要業績
『地域と人口からみる日本の姿』(共編著、古今書院、2011 年)『中国都市の生活空間 社会構造・ジェンダー・高齢者』(共編著、ナカニ
シヤ出版、2008 年)「第2章 引退移動の動向と展望―団塊の世代に注目して―」(石川義孝編著『人口減少と地域 地理学的アプローチ』京都大学学術出版会、2007 年)「合衆国におけるリタイアメントコミュニティ産業の展開―デル・ウェッブのサンシティ・アリゾナを中心に―」(『国学院経済学』第55 巻第2 号、2007 年)
第1章 首都圏整備と東京、渋谷
第2章 バブル経済崩壊後の渋谷ー人口、産業、消費、都市イメージの視点からー
第3章 統計データからみた「渋谷らしさ」の変質と課題
第4章 「動詞」で考えるマルキューー渋谷109とは何かー
第5章 渋谷の現在と再開発の課題
第6章 シブヤイーストのメディア文化論的構築のためにーソーシャルな物語としての渋谷らしさー