香道を深く愉しむために。
成り立ち、作法、香りの表し…、
紐解き知る奥深き世界。
香銘を識る『香銘大鑑』を収録。
※本書籍には新版がございます。
香の本 第三版
【著者略歴】
荻須 昭大(おぎす てるひろ)
昭和24年2月生まれ。法政大学文学部卒。
志野流香道第19代家元・蜂谷宗由氏の直門として志野流香道・茶道を研鑽する。
昭和63年松隠会発足に伴い機関紙『松隠』編集、講習会などの学事担当理事として25年余り寄与。
その間『松隠』に「歴代家元」「香道用語集」など24年間にわたり連載執筆。
著書に『香会必携』『香銘必携』(初音の会刊)他、香道伝書の翻刻多数。
共著に『香と香道』(雄山閣)。
現在「初音の会」を主宰する傍ら香道の普及に務める。
名鉄友の会(名鉄百貨店)「香道の心得」講師。
第一章 香道について
一炷聞と香道の本質/香道の流派/香道箇條目録のこと など
第二章 香を愉しむ
沈水香のこと/六国(木所)のこと/五味のこと など
第三章 香道の知識
香図のデザイン/名香列味一覧/香道用語集
第四章 香銘大鑑
コラム 蘭奢待を炷く/反魂香を焚く/惚線香を薫く