特集:デジタル化時代の歌舞伎研究
シンポジウム「デジタル化時代の歌舞伎研究」(武井協三/高橋則子/光延真哉/児玉竜一)
『歌舞伎評判記集成 第三期』 翻字作業におけるデジタルデータ活用(齊藤千恵)
デジタル化時代の歌舞伎研究―国立国会図書館のデジタル関連サービスを例に―(伊藤りさ)
●研究
劇評が記録した戦後の近松物(続)―継承出来なかった近松物再生―(清水一朗)
続・現代に生きる近松(二〇〇六~二〇一七)―文楽または文楽人形とのコラボレーション、あるいは人形的なるものを中心にして(下)―(深澤昌夫)
●演劇季評 平成30年上半期
老々観劇日記(上村以和於)
家族の肖像―「平成最後」前夜の歌舞伎国観測記―(三浦廣之)
平成三十年上半期 関西の歌舞伎・文楽季評―椅子から転げ落ちるほど面白い「瓢箪棚の段」(川浪春香)
平成三十年上半期の文楽’(田草川みずき)
●資料紹介
<翻刻>市川箱登羅日記(五十五)―大正四年八月~九月三十日―(菊池明)
●追悼
竹本住太夫師匠 追悼(森西真弓)
藤田洋氏を送る―歌舞伎雑誌の行く方―(中村哲郎)
編集後記