上田正昭先生から歴史学について、こう教えられた。
「共生(ともうみ)」、つまり未来を見据えた想像行動の姿勢がなければならないこと、そして未来の世界にとって有効なもの、と。
「上田史学」は、未来・将来になって、はじめて実をむすぶものとして受け継がれていく。
「歴史する」ということ(井上満郎)
上田史学の足跡と功績(井上満郎)
シンポジウム 上田正昭とアジア―民際を受け継ぐ―
上田史学と朝鮮通信使(仲尾 宏)
古代の宗像から学ぶ(西谷 正)
上野三碑を読み継ぐ―読み継がれてこその「世界の記憶」―(熊倉浩靖)
高麗美術館に託された共生の魂(鄭 喜斗)
本書をお読みいただいた皆さんへ(熊倉浩靖)