「魏志倭人伝」と「親魏倭王」印から邪馬台国時代の東アジアを探る!
多くのファンを集めた「ふたかみ邪馬台国シンポジウム」その最終回となった第17回の公演記録をもとに再編集。
「邪馬台国」ファン必読の1冊!
石野 博信
1933年宮城県に生まれる。関西学院大学文学部卒業。関西大学大学院修了後、兵庫県教育委員会、奈良県立橿原考古学研究所部長、同研究所副所長兼附属博物館館長、徳島文理大学教授、香芝市二上山博物館館長、兵庫県立考古博物館館長などを歴任、現在、奈良県立橿原考古学研究所研究嘱託、兵庫県立考古博物館名誉館長。著書多数
はじめに―ふたかみ邪馬台国シンポジウムの展開と完了―(木原正昭)
序 章 倭国から漢・魏洛陽城への憧憬(石野博信)
第1章 三世紀の魏都・洛陽と倭(来村多加史)
第2章 三世紀の楽浪・帯方郡と韓・倭(高久健二)
第3章 三世紀のチクシと三韓と倭国(久住猛雄)
第4章 三世紀のヤマトと外交(福永伸哉)
第5章 魏志倭人伝の天下観―王畿の洛陽と東夷の邪馬台国―(東 潮)
第6章 三世紀の宗像・沖ノ島と大和・三輪山祭祀(石野博信)
シンポジウム 三世紀の魏・韓・倭 〈司会〉 石野博信
井上主税・来村多加史・久住猛雄・高久健二・福永伸哉・藤井康隆・森岡秀人
テーマ1 倭の遣魏使がみた中国中原(藤井康隆)
テーマ2 倭の遣魏使がみた帯方・楽浪(井上主税)
テーマ3 倭からみた楽浪・帯方と魏―倭人から邪馬台国への躍動―(盛岡秀人)
あとがき―ヤマトからの邪馬台国シンポジウムを終えて―(石野博信)
ふたかみ邪馬台国シンポジウム開催記録