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中近世陶磁器の考古学 第17巻

中近世陶磁器の考古学 第17巻

書名 : 中近世陶磁器の考古学 第17巻
編著者 : 佐々木 達夫
価格 : 7,480 円
初版年月日 : 2023/07/25
ISBNコード : 9784639029120
シリーズ名 : 中近世陶磁器の考古学
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

22cm/A5判上製・カバー/320頁

内容紹介

遺跡から出土する陶磁器は、歴史資料「考古学陶磁器」として、遺跡との関係で地域・時代・階層の情報をその身にまとう。
本書はそれら資料に基づいた多様な研究法と新鮮な論点から語られる 生活文化史のシリーズ第17巻である。

著者紹介

佐々木達夫(ささき たつお)
1945年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科考古学専門課程博士課程単位取得退学。金沢大学教授、同学評議員・埋蔵文化財調査センター長を経て、現在、金沢大学名誉教授、古代学協会理事、日本考古学会評議員。文学博士。
[主要著書]
『元明時代窯業史研究』(吉川弘文館 1985)、『畑ノ原窯跡』(波佐見町教育委員会 1988)、『日本史小百科・陶磁』(東京堂出版 1994)、『陶磁器、海をゆく』(増進会出版社 1999)、『ペルシア湾と紅海の都市遺跡比較から見る古代海上貿易史研究』(金沢大学 2004)、『九谷A遺跡範囲確認調査報告書』(加賀市教育委員会 2005)、『タニ窯跡の研究―カンボジアにおける古窯の調査―』(連合出版 2007)、『地域社会の文化遺産から探るイスラーム陶器の文化的変遷』(金沢大学 2008)、『シャルジャ、砂漠と海の文明交流』(シャルジャ展日本開催委員会 2010)、『中国陶磁元青花の研究』(編著高志書院 2015)、『中近世陶磁器の考古学第一巻~第十六巻』(編著雄山閣2015~2022)ほか多数。

目次

まえがき(佐々木達夫)
奄美群島の古墓に供献された陶磁器(関根達人)
唐津焼の創始時期―天正廿年銘茶壺をめぐる問題―(扇浦正義)
近世後期地方窯における磁器技術の伝播と受容(渡辺芳郎)
疱瘡患者と死者のための陶磁器(野上建紀・賈文夢)
日本海沿岸へ運ばれた備前焼狛犬の歴史像 ―紀年銘・作者銘・寄進者銘と保存・継承に見る地域性―(鈴木重治)
鞆皿山窯址の陶磁史上の個性と歴史像 ―遺跡の保存・継承と、3D測量の成果と課題にふれて―(鈴木重治)
続・マジョリカ陶器の物語 ―日本の色絵フォグリー文アルバレルロはいかにして生まれたのか―(松本啓子)
英国マカートニー使節団と清朝の中国陶磁(松浦章)
インドネシア出土の肥前陶磁:40年の研究(坂井隆)
中国青花磁器絵の筆法体系(陳殿・陳立)
明時代官窯青花磁器絵評価標準研究(陳殿)

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