作り方の初歩から見方、用い方まで
『ちょっと印を作ってみたい』という人へ最適の入門書
道具・材料の解説から印のほり方、印の様式、字句の選定方法など制作に必要な基本知識を豊富な図版を駆使してわかりやすく解説。
さらに日本・中国の古典から現代までの印を原色版で多数収載し、模刻資料や創作のヒントとした好著の第二版。
関口研二(せきぐち けんじ)
号 青仙、抱石
1947年埼玉県生まれ
東京学芸大学書道科卒業・同専攻科修了
藤華会主宰・藤原書法研究所主任・真令記念臨書コンテスト主査
著書・編書
『篆刻の実際』(書苑社刊)、『草仮名字典』(雄山閣刊)、『古筆の流れ』『かな字典』『かな連綿字典』『かな字解』『古筆細見―そのこころと技―』(以上、芸術新聞社刊)
印づくりの工程(用具・用材;選文と校字;原稿と印稿 ほか)
印の基礎知識(白文と朱文;印文の配列;印の種類 ほか)
印の歴史(古代オリエントの印章;中国の印章;日本の印章)
色々な印―創作のアイディア(日本の近世の印;近代中国の印人;近代日本の印と印人)