石造文化財15・16合併号
坂詰秀一顧問米壽記念
□坂詰秀一顧問の米壽慶祝(所員一同)
■巻頭言「宗教考古学」彷徨録(坂詰秀一)
■論考
丹治姓中山家の親族形成と墓所造営覚書(松原典明)
近世の四国遍路成就碑について―土佐を中心として―(岡本桂典)
ボク石・磯伏石・丸石の庭園への使用(金子浩之)
利根川水系における板碑生産の一様相―田中供養地の調査から―(磯野治司)
一七世紀前半の笏谷石製宝篋印塔及び石廟について―佐渡大安寺大久保長安逆修塔を起点にして―(水澤幸一)
佐賀藩鍋島家家臣の系譜調査―平田家の系譜復元―(小林昭彦)
大阪府内における近世庚申塔の様相(三好義三)
堀川学派の墓碑について(一)―伊藤仁斎・東涯・梅宇、緒方宗哲―(吉田博嗣)
岡藩で見られる儒教式墓の年代観―新資料による再検討―(豊田徹士)
品川富士に残る丸嘉講武州田無組関連の石造物(中野光将)
経塚に埋納される経典(山川公見子)
官設鉄道北陸線における隧道の施工について(水村伸行)
■気になる学界動向
1:石造物研究会「第一九回研究会―墓標からみた近世社会のはじまり」参加記(三好義三)
2:加封胎室世界遺産化国際学術大会(韓国)(松原典明)
3:武蔵国分寺跡史跡指定一〇〇周年記念(増井有真)
○研究所彙報○