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【3/10発売】東アジア考古科学の新展開

【3/10発売】東アジア考古科学の新展開

書名 : 【3/10発売】東アジア考古科学の新展開
編著者 : 中村 慎一
価格 : 11,000 円
初版年月日 : 2024/3/10
ISBNコード : 9784639029700
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

27cm/B5判上製・カバー/200頁

内容紹介

地球科学や生命科学の最先端の分析手法を応用して、遺跡や遺物から最大限の情報を抽出する考古科学。
東アジアをフィールドに、新たな展開をみせるその最新研究成果を展望する。

著者紹介

中村 慎一  NAKAMURA Shinichi
金沢大学 理事・副学長
1957年東京生まれ。
東京大学大学院人文科学研究科考古学専攻博士課程単位取得退学。
博士(文学)。
国立文化財機構奈良文化財研究所研究員、金沢大学講師、准教授、教授を経て、現職。
主な著書に、『河姆渡と良渚』(共編著)、『中国江南の考古学』(編著)、『中国新石器時代の探求』(編著)などがある。

目次

東アジア考古科学の新展開◉目次
 まえがき  中村 慎一
1 遺跡と遺物の考古科学
 科技考古に関する日中共同研究  中村 慎一
 中国考古学におけるリモートセンシングの活用  渡部 展也
 水田探査の変遷と展望  宇田津 徹朗
 良渚遺跡群における「都市性」の議論  米田 穣
 収穫に用いられた民具の使用痕―ラオス等で収集された収穫具の観察―  原田 幹

2 動植物の考古科学
 二里頭文化における畜産の革新  菊地 大樹
 動物考古学から世界最古の家禽を探る  江田 真毅
 骨や歯のリン酸基酸素同位体分析の手法と応用  板橋 悠・米田 穣
 草原のノマドとキビ粥  庄田 慎矢・村上 夏希・Elina Ananyevskaya・Yana Lukpanova・Helen M. Talbot・Oliver E. Craig・Giedre Motuzaite Matuzeviciute
 東アジアにおける残存デンプン粒分析の進展  渋谷 綾子
 残存デンプン粒分析の実践―北海道円筒土器文化圏の礫石器の加工対象物と加工作業の復元―  上條 信彦
 栽培育種学を応用した考古科学  石川 隆二
 叩き割り技術による日中新石器時代の編組製品の製作と用途  佐々木 由香

3 人の考古科学
 考古学研究から古人学研究へ―パレオゲノミクスから考える将来の展望―  覚張 隆史
 パレオゲノミクスから探る現代日本人の成り立ち  中込 滋樹
 パレオプロテオミクスの進展と展望  西内 巧
 植物遺物の古DNA・古ゲノミクス研究  熊谷 真彦
 河姆渡遺跡と田螺山遺跡から出土した人骨  澤田 純明・佐伯 史子
 新石器時代の長江デルタにおける稲作農耕民の健康状態  岡崎 健治・高椋 浩史・板橋 悠・覚張 隆史・米田 穣・朱 暁汀・芮 国耀・陳 傑

編集後記  覚張 隆史

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