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【4/25発売】殯の考古学

【4/25発売】殯の考古学

書名 : 【4/25発売】殯の考古学
編著者 : 穂積 裕昌
価格 : 4,950 円
初版年月日 : 2024/4/25
ISBNコード : 9784639029762
シリーズ名 : 考古学からみた古代祭祀
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

21cm/A5判並製・カバー/324頁

内容紹介

古墳に樹立された器材埴輪群はなぜ埋葬施設側を向くものがあるのか?
考古学による「喪葬遺跡」の分析を中心に、文献史学・民俗学・古代文学の研究成果をもとに「殯(モガリ)」の本義を明らかにし、古代における喪葬観念からみた古墳築造の本質的意義に迫る。

著者紹介

■著者紹介
穂積裕昌 (ほづみ ひろまさ)
1965年 三重県生まれ
1989年 同志社大学文学部文化学科文化史専攻卒業
2012年 同志社大学にて博士(文化史学)学位取得
現在 三重県埋蔵文化財センター所長
〈主要著書〉
2001年 金子裕之編『日本の信仰遺跡』(雄山閣、共著)
2004年 寺村光晴編『日本玉作大観』(吉川弘文館、共著)
同年 寺沢薫編『考古資料大観』第10巻(小学館、共著)
2005年 奈良県立橿原考古学研究所附属博物館編『水と祭祀の考古学』(学生社、共著)
2008年 森浩一編『海人たちの世界―東海の海の役割―』(中日出版社、共著)
同年 菅谷文則編『王権と武器と信仰』(同成社、共著)
2009年 森浩一編『東海の神々をひらく』(風媒社、共著)
2010年 八賀晋編『伊勢・伊賀の古墳と古代社会』 (同成社、共著)
2012年 広瀬和雄・和田晴吾編『講座日本の考古学 第8巻 古墳時代下』(青木書店、共著)
同年 『古墳時代の葬送と祭祀』(雄山閣)
2013年 『伊勢神宮の考古学』(雄山閣)
同年 一瀬和夫ほか編『古墳時代の考古学6 人々の暮らしと社会』(同成社、共著)
2017年 『船形埴輪と古代の喪葬 宝塚一号墳』(新泉社)
2018年 宇野隆夫編『モノと技術の古代史 木器編』(吉川弘文館、共著)
同年 岡田莊司編『古代文学と隣接諸学7 古代の信仰・祭祀』(竹林舎、共著)
2020年 前園実知雄・今尾文昭編『森浩一古代学をつなぐ』(新泉社、共著)
2022年 『大嘗祭の考古学―考古学からみた古代祭祀2』(雄山閣)

目次

第1章 問題の所在と本書の構成
第2章 殯をめぐる研究史―文献・民俗・考古・古代文学―
第3章 弥生後期から古墳初頭の祭祀と喪葬―大陸との比較から―
第4章 葬所としての古墳―河内黒姫山古墳にみる被葬者封じ込めの発動―
第5章 比自支和気・遊部伝承から読み解く古代の喪葬
第6章 形象埴輪の機能
第7章 古墳時代の殯所構造に関する基礎的確認
第8章 導水施設の本義
第9章 殯宮・殯所・喪屋の重層構造
第10章 飛鳥時代の殯宮―今後の飛鳥時代殯宮を考えるための整理―
終章 喪葬観念の形成と古墳時代の本質―死との関係性の再構築―

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