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【9/25発売予定】九州縄文時代における資源利用技術の研究

【9/25発売予定】九州縄文時代における資源利用技術の研究

書名 : 【9/25発売予定】九州縄文時代における資源利用技術の研究
編著者 : 板倉 有大
価格 : 18,700 円
初版年月日 : 2024/09/25
ISBNコード : 9784639030058
在庫状況 : ご予約受付中
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体裁

27cm/B5判上製・カバー/376頁

内容紹介

身近な遺跡データから読み解く縄文社会の資源利用
地域で蓄積が進む行政発掘資料の分析と関連研究成果の援用から、「沖積低地利用」という観点に着目し、縄文時代の植物利用、居住様式、人口、社会複雑化などのテーマに切り込む。
遺跡発掘の現場から積み上げられた包括的な考古学研究の成果。

著者紹介

板倉 有大(いたくら ゆうだい)
福岡市経済観光文化局文化財専門職(埋蔵文化財・考古学)
2002年3月 九州大学文学部史学科 卒業
2007年10月 九州大学大学院比較社会文化学府博士課程 単位取得退学
同大学院特任助教を経て、2008年4月から現職。
博士(学術)。鹿児島市出身。
<主要論文>
「縄文農耕論の可能性」『東アジア考古学の新たなる地平(上巻)』宮本一夫先生退職記念事業会編(中国書店)2024年
「土器片は何を語るか:土器社会論に対する試論」『持続する志(上巻)』岩永省三先生退職記念論文集事業会編(中国書店)2021年
「埋蔵文化財行政の科学性」『考古学は科学か(上巻)』田中良之先生追悼論文集編集委員会編(中国書店)2016年
「打製石斧と横刃型石器の器種認定:桑飼下遺跡出土資料の再検討」『考古学研究』第53巻第4号 2007年
「磨製石斧からみた九州縄文時代前期以降の生業・居住動態」『日本考古学』第21号 2006年

目次

序章 縄文時代における資源利用技術研究の射程

第1章 問題の所在:縄文時代の資源利用と社会
植物利用論/居住様式論/本書における問題の所在

第2章 方法論の検討:縄文時代石器の研究
縄文時代石器研究方法論の現在/本書における石器研究法

第3章 九州縄文時代磨製石斧の動態
九州縄文時代の磨製石斧/分析の方法:磨製石斧の性能分析/九州縄文時代の土器編年:本書における時間軸の概要/各事例の分析/九州縄文時代磨製石斧の動態

第4章 九州縄文時代打製石斧の動態
九州縄文時代の打製石斧/分析の方法:打製石斧の性能分析/各事例の分析/九州縄文時代打製石斧の動態

第5章 九州縄文時代縦長剥片石器の動態:博多湾沿岸地域の分析
九州縄文時代の縦長剥片石器/分析の方法:縦長剥片石器の性能分析/各事例の分析/博多湾沿岸地域における縄文時代縦長剥片石器の動態

第6章 九州縄文時代資源利用の石器モデル:分析結果の統合
磨製石斧モデルの整合性/打製石斧モデルの整合性/縦長剥片石器モデルの整合性

第7章 遺跡立地変遷と石器モデル:博多湾沿岸地域の分析
縄文時代前期以降の遺跡立地/分析の方法:遺跡立地変遷の把握/博多湾沿岸地域の遺跡立地変遷/九州縄文時代資源利用モデル

第8章 議論:資源利用技術からみた九州縄文時代社会
植物利用/居住様式/縄文時代経済・社会のシステムモデル

終章 結論と展望

付表
付表1 磨製石斧データ/付表2 打製石斧データ/付表3 遺跡立地データ

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