昭和8年、東京九段・靖国神社境内に創設された(財)日本刀鍛錬会は、以後終戦までの12年間に8100口の日本刀と50トンの玉鋼を生み出した。
それは廃滅に瀕した伝統芸術の復興であり、現代刀の出発点ともなった。
半世紀を経た今、靖国刀の魅力と靖国刀匠の全容を一挙公開し、新たな評価を問う。
トム岸田 [トムキシダ] 1948年6月23日東京都台東区根岸生まれ。日本大学卒業。写真家高野健三氏に師事。(社)日本写真家協会会員
靖国刀と靖国刀匠
五十年目の奉納刀
維新後の刀剣事情と靖国刀の意義
靖国刀のすべて
随筆・靖国刀に寄せて
(財)日本刀鍛錬会関係者一覧
資料編