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季刊考古学138号 弥生文化のはじまり

季刊考古学138号 弥生文化のはじまり

書名 : 季刊考古学138号 弥生文化のはじまり
編著者 : 設楽 博己
価格 : 2,640 円
初版年月日 : 2017/2/1
ISBNコード : 9784639024606
シリーズ名 : 季刊考古学 本誌
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

26cm/B5判並製/120頁

内容紹介

縄文と古墳の間にあって、著しい変化のなかにある弥生文化。国立歴史博物館の弥生時代開始年代に関する研究成果以降、年代だけでなく弥生文化の定義について活発な議論が交わされている。多彩な視点から,弥生文化研究の深化と新展開を総括する。

著者紹介

設楽博己(したらひろみ)
東京大学教授
1956 年群馬県生まれ。静岡大学人文学部卒業。筑波大学大学院歴史人類学研究科博士課程単位取得退学。『縄文社会と弥生社会』『弥生再葬墓と社会』『複雑採集狩猟民とはなにか―アメリカ北西海岸の先史考古学―』(翻訳)などがある。

目次

弥生文化研究の深化と新展開 設楽 博己
農耕文化の形成と展開
 東アジアにおける農耕の起源と拡散 宮本 一夫
 青銅器時代における二重口縁土器の成立と地域性 中村 大介
 日本列島における農耕の伝播と定着 中沢 道彦
 弥生開始年代論 大貫 静夫
 形質人類学からみた渡来人の問題 中橋 孝博
日本列島における初期農耕文化の特質
 植物考古学からみた弥生時代のはじまり 佐々木 由香・能城修一
 同位体分析からさぐる弥生時代の食生態 米田  穣・山﨑孔平
 農耕の定着化と土器の器種構成の変化 庄田 慎矢
弥生文化の範囲
 弥生文化範囲論の射程 藤尾 慎一郎
 近畿地方からみた縄文文化と弥生文化 森岡 秀人
 「みちのくの遠賀川」再考 高瀬 克範
 東北地方からみた弥生文化の範囲 斎野 裕彦
弥生文化と社会変動
 歴史学における弥生文化論の位置 石川 日出志
 縄文晩期終末の社会変動と農耕の受容 小林 青樹
 墓制の変化と階層化の問題 山田 康弘
 環境変動と弥生文化の形成 甲元 眞之
 在来人と外来人の軋轢 春成 秀爾
最近の発掘から
 縄文時代中期の環状集落と低地遺跡―埼玉県北本市デーノタメ遺跡― 磯野治司
連載
 ソウル百済王宮址発見と保存30年史 李享求 訳/木村光一・岡 泉水

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