巻頭言 近世大名家墓所の調査と保全(坂詰秀一)
■小特集 神・儒・仏の習合・分離を考古学する(二)
神仏習合の板碑(磯野治司)
葛城二十八宿経塚の板碑について(三好義三)
普化宗鈴法寺の墓標からみた廃仏毀釈(増井有真)
■大名墓とその周辺
日出藩主木下家墓所造営とその背景(松原典明)
大名と礫石経についての覚え書き(山川公見子)
■先哲の墓所
池田光政による儒葬墓とその影響(北脇義友)
大分県竹田市萩町にある「新兵衛塚」に見られる先祖祭祀の一例(豊田徹士)
■文化財の保存
豊後磨崖仏の研究史と保存の状況(豊田徹士)
日田御役所の郡代・代官の墓所について(吉田博嗣)
■気になる一冊
藤澤典彦・狭川真一著『石塔調べのコツとツボ』(磯野治司)
坂詰秀一著『考古耽読抄―私の考古遍歴4―』(岡本桂典)
■石像文化財調査研究所受託事業報告
国史跡 高島藩主諏訪家墓所 上原賴岳寺高島藩初代藩主廟所調査報告書
○学会動向~第八回大名墓研究会掛川(松原典明)
○研究所彙報○