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農耕文化複合形成の考古学(下)農耕がもたらしたもの

農耕文化複合形成の考古学(下)農耕がもたらしたもの

書名 : 農耕文化複合形成の考古学(下)農耕がもたらしたもの
編著者 : 設楽 博己
価格 : 7,150 円
初版年月日 : 2019/10/25
ISBNコード : 9784639026679
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

21cm/A5判上製・カバー/264頁

内容紹介

農耕は日本列島に何をもたらしたのか。
農耕文化複合が形成されるなか、東アジア、日本列島の土器の様相や植生、社会はどのように変わっていったのだろうか。

著者紹介

東京大学教授。国立歴史民俗博物館考古研究部助手、同助教授、駒澤大学文学部助教授、教授を経て、現職。博士(文学)。
【主な著作】
『縄文社会と弥生社会』(敬文舎2014年)、『さかのぼり日本史外交編10飛鳥~縄文時代』(共著、NHK出版2013年)、『弥生再葬墓と社会』(塙書房2008年)、『弥生時代の考古学』全9巻(共編、同成社2008~2012 年)など。

目次

序 設楽博己



第1章……東アジア・土器からみた農耕の伝播

 東北アジアにおける土器製作技術の広がりと農耕の伝播 宮本一夫
 中国遼寧地域における新石器時代から青銅器時代の土器の器種組成の変化 石川岳彦
 朝鮮半島・青銅器時代の土器編年と組成変化 中村大介

第2章……日本列島・農耕と土器組成の変化

 再論・穀物農耕開始期の器種構成比率 藤尾慎一郎
 岡山平野における土器組成と農耕の展開 山口雄治
 徳島平野の動向からみた縄文から弥生への変化 中村 豊
 東海地域西部における縄文/弥生移行期の土器組成 永井宏幸
 壺形土器の減少と水稲耕作の相関性に関する検討 轟 直行

第3章 植物利用の変化

 縄文から弥生への植物資源利用の変遷 佐々木由香・能城修一
 縄文時代から弥生時代にかけての植生への人為干渉の変化 百原 新・工藤雄一郎

第4章 農耕と文化・社会の変容

 ヒエはなぜ農耕社会を生み出さなかったのか? 那須浩郎
 縄文時代におけるマメ科植物栽培の社会的ポテンシャル 山田康弘
 環状盛土造営社会から再葬墓造営社会へ 小林青樹
 同位体分析による弥生時代の水稲利用の評価にむけて 米田 穣・菊地有希子・那須浩郎・山﨑孔平
 東北北部地域における弥生時代の食性復元 國木田 大

総 論 縄文時代後期~弥生時代の植物利用と土器組成 設楽博己・守屋 亮・佐々木由香

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